2009年7月30日木曜日

マドリッド、一人で居残り。


これはいつも犬の散歩、もしくはフッティングしている家の裏にある山です。椎木がたくさん生えていて秋にはたくさんドングリがなります。勿論、イノシシがウヨウヨいます。(野うさぎも結構います。多少ですがキツネもいるんですよ!!見る度に感動します。)

このイノシシ、2年前、増えすぎて、家の周りに子連れで毎日のようにやってきて、子供がはやし立てたりして結構大変だったのです。ウリ坊を連れた母親イノシシは結構危険な事もあるようですから。市がイノシシ移動作戦をして多少落ち着いたもの、最近また、結構な数を見かけるようになりました。

でも、危害を与える訳でもないし、もともとイノシシさんの住んでいたところに家を作らせてもらっているのですから、というのが私の考えで、殆どの人もそのように考えてくださっているようなので今のところはイノシシを目の敵にしてどうにかしてしまおうなどという動きもなく安心してます.

実は、うちの娘は7月の初めにカナリアのいとこのお家にヴァカンスを過ごしに一人で旅立ってゆき(飛行機も一人で乗りました)、ひと月が経とうとしています。数年前より毎年の恒例になりつつあるのですが、今年は何か感慨深いものがあります.もうあっという間に大きくなってしまったのねという感じで。(夫はカナリアの人です。)今までは私か夫が必ず連れて行っていましたので。(おまけにたいていは島に留まっていました。)

同年代のいとこ同士が4人集まって(といっても10歳から17歳まで。それでもとても仲がよろしいのです。)、4人共通の趣味である乗馬を中心にひと月を過ごすのですが、これだけ楽しんでいいの、というぐらい楽しんでいる様子.滞在する義理の兄の家は、夫の家族が代々休暇を過ごした小さな村にあり、遠い親戚や、幼なじみなどがいまでも結構いたりするので
す.私も夫もよそ者としてマドリッドに住んでいるので、こういうシチュエーションはうちの子には珍しい楽しい経験のようで、念のためを思ってせっかく買った携帯は、その辺に放置されている模様。(何度電話しても出た試しなし。)

夫も10日前に仕事でカナリアにいく用事が出来て、そのまま娘の監視も兼ねて島に留まる事に。

私は、と言えば、仕事の関係で動きがとれずマドリッドに居残りです.偶然、ドイツ帰りの甥っ子が今月うちに居候することになったので、好きな事をしながらも全くのひとりぼっちではないのですが、たまには、夫も子供もなしに過ごすのは最高のバカンスのようです!!

ベニートもいつも通り気まま

食事も気まま、朝晩と気兼ねなくフッティング(山を登ったり降りたり楽しいです.)、昼過ぎからはプールで読書して時にはそのままシエスタ。友達と気ままに一杯飲みにいったり、甥っ子とジムに行ったり、気分転換しています。いつも気ままにやっているようでも、ちょっと違いますね.

それも残りわずか、この日曜日に二人が揃って帰って来ます。居残りでかわいそうなママ、かわいそうな妻になるところが、どうでしょう、この現実。またにぎやかな毎日が始まります。
ヨーロッパ在住の日本人によるブログ

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