2009年10月30日金曜日

ベルセロナへいってました PART 2.

バルセロナ2日目は、今回の旅の本命のミーティング。
会社オーナーのSちゃんは、弱冠35歳ながら凄いやり手の経営者で、アート満載のオフィスに圧倒されながらのミーティングでした。

朝10時から開始したミーティング、素晴らしいケータリングでのランチの後は早々とお開きに(といっても6時近くでしたが)。手応えは。。。。まあまあでした。

早速、仕事でも大きく付き合いのある某ブランドへお邪魔しました。

そこで、Cちゃんのお誕生日のお話を聞き、早速みんなへ電話をし、C/Muntaner 213の、VELODROMOへ。まだ、24歳と聞いて、ちょっとがっかり。。。(じゃあ、私が彼女と知り合ったのは、彼女が17歳のとき??”若すぎる!!”)



ここは、昔私もいったことあるそうですが、全然憶えてませんでした。
40年代に開業した老舗のバーで、つい最近ビールで有名なMORITZと、かの有名なBULLIの元シェフ(Carles Abellan)が一緒になってリニューアルしたということです。

レトロなムードいっぱいで、快適な場所です。

この後、R君主催の夕食の約束もあったので何も食べないつもりが、


こちらは生ガキ。大好物なんです!!CAVAによく合います!!(ここでは、ふつうのFLEIXANETでしたが、おいしかったです。)


たらこを熟成させたものをスライスし、乾燥トマトでいただきます。
このほか、マグロのフィレを熟成させたMOJAMAもおいしかった。

あまり食べ過ぎないうちに別れを告げ、お約束のディナーへ向いました。
今日は、R君の彼ほか、3名集まって、自宅のテラスでのディナーでした。

まったくお腹がすいていなかったのですが、(あたりまえ??)あまりの美味しさに、ベトナム風タラのソテーのアロマティックライス添えを平らげて、ストロベリーチョコフォンデュをしながらのシャンパンMOET ROSEで乾杯しました。
私とR君以外の男の子全員が、熱狂なチョコレートフリークですので。(ぶちさんと一緒)

R君、演出ありがとう!!!みんなでくだらない話を延々と続け、またまた楽しく夜があけました。


つづく

ヨーロッパ在住の日本人によるブログ

2009年10月29日木曜日

BARCELONAへ行ってました。

先週の土曜日、あまり普段顔合わせしない知り合いを何人か夕飯に招待しました。
ひょんな事から仕事の話になり、次の日にはバルセロナへ旅立ちました。

実は、AVEでバルセロナ行くの初めてです!

何と2時間半でついてしまうのですよ〜。

宿は、勿論友人宅。最近バルセロナ行ってませんので、皆に会いたいし。。。
突然の事なのでR君に問い合わせた所、”他のやつには聞くな、うちへ来い”とのこと。
久々に、語り合う事も出来ます。(1月ぶりか。)

R君の彼氏も私の大の親友なのですが、生憎仕事の用事で一晩のみマドリッドへ。
ですから、今晩は、二人だけでロマンチックディナー。
”何食べたい?”
”ワインは赤がいいい?シロがいい?”
と質問攻めでした。答えは勿論”何でも最高!!”ということで、おまかせです。

AVEでは、”X-MEN”を鑑賞し、オリバーサックスの”妻を帽子と間違えたおこと”をチラット読んだら、もう着いてしまいました。この本、面白いです。読み終えたらコメント入れます。

ESTACIÓ SANZという所でおろされるのですが、この駅、初めてで、かってが分からず、出口ヘ行くつもりで、よその人の後を着いていったらいつの間にかメトロへ入ってしまいました。。。実は、バルセロナでのメトロ経験ほとんど無しです。

それでも何とか着きました。ディアゴナルまで所要時間10分未満でしたから上出来です。

R君の家は、味のある古ーい家をここ3年購入し、改造したすっごく素敵なお家。
100m2のお庭付き(テラス)、100m2近いオープンキッチンのサロンがある、とてもとても贅沢なお宅です。
二人ともトップクラスのデザイナーなのですが、それだけあって、趣味が普通じゃないです。その上、居心地も抜群なのです。
こんなひとも同居してます。




以前は頻繁にバルセロナには仕事でお邪魔していましたが、ここのお家には高頻度でにお世話になっていました。このおふたり、2m程の長身のため、小さい私には全てが高すぎる設計で、実はシャワーには手が届きませんし、キッチンも、台に乗らないと何にも届かない有様です。

キリンビールで乾杯してから、そのあとは、白ワイン(Marques de Riscal Souvignon)でグリーンカレーを。
彼、お料理の腕が抜群です。

このあと、赤ワイン(Viña Alberdi Reserva)で深く語りました。

この後、ダンスタイムに進行し、二人で踊り、笑いまくりました。(年甲斐も無くとおっしゃいますか?。。。その通りです!!)

実は、彼の一番の特技はダンス。プロ並みです。。。
ブレークダンスでも、ヒップホップでも、フラッシュダンスでも(?)なんでもやります。
イギリス人だけあって、曲のセンスも良いし、いう事なしのひとです。


次の日は、お互い朝から夕方までみっちりミーティングが入っていたので、あまり(?)夜明かしせずに寝ました。


本当、久しぶりに笑いすぎました!!

次に続く。


では。

ヨーロッパ在住の日本人によるブログ

2009年10月24日土曜日

お久しぶりです!!

ちょっとブログお休みしていました!
ちょっとダウンしていたもので。。。


それでも、この一週間色々してました。(殆ど写真無しですが。)



お友達と,飲み歩きしました!
お昼のテラスでの白ワイン,夕方のタパスとの赤ワイン、夜のカクテル。。。。
この一週間、なにかと素敵な所へ沢山連れて行ってくれました。
良い友は持つものです。私も自分の友人達にとってこんな存在であれば良いな、と思います。



ヒラソルさんのブログに触発されて,突然肉まんを作りました。
食べたい気持ちが先行したので3倍量を作ったら、売る程出来てしまいました。
お教えとおり、クックパットを見て作ったら本当〜に美味しく出来ました。
たねは白菜がなかったので替わりにアイスバーグレタス、ごま油が無かったので、煎りごまをたねに混ぜてみました。
ヒラソルさん、アイデアをありがとうございました!!



またある日は、日本よりお土産でいただいた、かりんとう5袋を朝からひとりで平らげ、夜は友人を呼んで松茸の炊き込みご飯を作り、白魚のお吸い物といただきました。
まだ、錦松梅が残ってます!!



また違う日には、家族的存在の友人の、処女作の発表会に家族で応援にいきました。

中心の女性が作者です。
10年もかかって、自伝的要素満載の小説を書き上げました!!


SGAE(Sociedad General de Autores)で行われたのですが、この後のカクテルは、中庭で行われ、ガウディーの弟子の造ったこの建物の演出で気持ちのいいものでした。
音楽関係、映画関係者ほか、知る顔もちらほらな集いでした。

写真には、ちょっと暗かったですね。。。




また別の日には、いつもの、お友達宅でのパン教室へもいきました。
本当にダウンしていた日だったのでキャンセルしようとしたのですが、”家に居てもしょうがないよ!”と、珍しく夫が連れて行ってくれました。お陰で楽しいひとときでした!!
いつも、パンを捏ねると、精神が安定するような、そんな感じがします。

BROAという、ポルトガルのパンを作りました。
トウモロコシの粉をふんだんに使ったずっしりしたパンでした。

ところで、彼のお家のテラスでは、ものすごいエコ農業が営まれていて、にんじん、ラディッシュ、ザクロを収穫してお家に持って帰りました。


小さいけれど、本当美味しいにんじんです。


ラディッシュの葉っぱです。ぽこぽこ沢山とれます。
帰りにたねを沢山もらってかえりました。
虫もつきにくく、今の季節からでも十分出来るらしいです。



鉢植えのザクロの木から沢山のザクロ(Granada)がなっていました。
ぶちさん、木で熟れたザクロはおいしかったです。

サラダに入れるのが好きなので、一つはそのまま食べて、もう一つは次の日のランチのチキンサラダに入れました。本当〜これがおいしいんですよ!!!



取りあえず、一週間、ちゃんと生きてましたという事で。
愛犬も元気です。

ほぼ復活です!!!
励ましていただきまして、皆様ありがとうございました!!

では。

2009年10月17日土曜日

おばあちゃん、ありがとう!!

今週、とてもショックなニュースが。
最愛の祖母が亡くなってしまいました。

5年程前から体力が急に衰え、2年前より、殆ど一日中寝ている状態でした。
それでも、頭はかなりはっきりしていて、私が最後に会いにいった時も、妙に鮮明な昔の思い出話をしました。人前では決して足を崩さないひとでしたので、私と話す時は、急にしゃきっと起きて正座していました。

私の小さい頃は、2時間以上の距離が有ったにしろ、親戚の中では一番近い距離に住んでいたので、産まれた時から始終うちに遊びにきたり、休日や、夏休みは、おばあちゃんのお家で過ごすのが常でした。

私のする事は何でも素晴らしいと思っていたようで、いつも褒められてばかりで母もあきれる程でした。

母は、私が大きくなってからは”自慢の孫なんだから、ちゃんとした格好をしなさい”といつもいっていましたが、時々反抗してだらしのない格好でいっても、“こんなに美人さんなのにこの子は飾らないね〜”、反対に褒めちぎられる程でした。

毎回帰国の際に会いにいく度にもう10年近く前から、“もう次には会えないかもしれないから”と言い続けていたので、それが永遠に続くような気がしていました。

今年の夏、悪い予感がしたもの、色々な事情で日本へ行かなかった事が悔やまれてなりません。15年来、今年は唯一日本へ行っていない年です。

最近、自宅で使っているオフィスを整理したら祖母に宛てた送りそびれの手紙が沢山出てきました。そのうち送ろうと思っていたのが、結局送りそびれました。
日々の忙しさにかまけて、かえって一番大切なひとへの心配りがついおろそかになってしまうものです。祖母も私らしい、と理解してくれているでしょう。だといいです。

時が経つのは早いです。
あっという間です。

もっといろいろなことが出来たのに、と後悔が大きく、遠い外国に住んでしまった事は、こういう事なんだ、と、改めて感じました。最後に一目会いたかったです。

連絡を受けてからすぐに飛行機を予約しましたが、住職さんの都合で1日早まった告別式にも間に合わない事が判明し、家族の助言も有り止むなく中止。天国にいるのだから、何処に居ても見えるよって。

本日、告別式です。

では。

2009年10月15日木曜日

皆さんにお会いしてしまいました in Madrid!! パート3

夜更けまで続いた宴の後は、エスコリアルです。
ともちゃんさん、ぶちさん、私の3名で。
ともちゃんさんのドライビングで、渋滞に巻き込まれつつ、遠足に行く気分でした。

車はともちゃんさん、写真はぶちさんにお任せという事で、わたしは何もしませんでした。言い出しっぺのくせに。(昨夜の宴も一緒でした....すみませ〜ん!)

それにしても凄いひとでした。
エスコリアルの中も観れる状態ではなかったので、(ものすごい行列でした)建物を外からぐるぐる、入場制限もないかなり広大なCASITA de PRINCIPEなる場所も歩き、さて何処かへ落ち着こうという段になると、行けど行けど、どのテラスもひとでいっぱいでした。

かなり歩き回った末、偶然なんだか感じのいいバーへ。
ヤットありついたcañaは最高でした!!(いつも通り)


このあとは、LA SILLA DE FELIPE IIへ。
エスコリアルの工事の進行具合を観るために、フェリペ2世が座ったと”いわれる”、建物の向かいの小高い山(?)の頂上にある石の椅子です。

私はかなりの方向音痴で、というか、場所配置に関する記憶が無いというか、位置関係がよく思えだせなかったので、皆さんを引率出来ないかナ〜と思ったのですが、何とかつきました。眺め、良かったです。皆さんをさんざん歩かせて頂上についた時、駐車場が有ったときにはばったり倒れました。
ただ、行く道はとてもきれいな山道でしたので、御勘弁いただきました。

この日の夜は、私、ブログ隊とはまた別の用事があったため、ともちゃんさんにお願いして7時頃には帰途につきました。
夕日がとっても美しい日でした。

ところで、ぶちさんに、こんな素敵なお土産の数々をいただいたのでご紹介します!!

こちらはうちの娘がいたく気に入った対のキャンドルです。貝殻が清々しくアリカンテらしいです。ぶちさんお帰りになってから、うちの子のリクエストで毎日我が家に灯ってます。結構消費に時間がかかるので、長く持ちそうです。
対になっていて、もう一つの方には、ミニヒトデも入っていました。

こちら、びわのリキュールです。
夫がいたく気に入ってまして、もう半分も残ってません。
さっぱりしてとても美味しいんです。循環器系に良いそうです。実はうちの夫、甘い食後酒には目がないんです。
びわはカナリアにもよく成ってまして、よく夫ともぎ取って食べました。おいしいですよね〜!!



そして、こちら、GALLETA DE ARROZ, そう、おせんべいです!!私、大の大の好物なんです!!
本当の手焼きの、とてもとても美味しいものでした。。。と過去形なのは、我慢出来ず、全て平らげてしまったからです。ちびちび食べようと思ったのですが。



こ−んなにお土産いただいて申し訳なかったです。
ありがとうございました!!

夜は、見ず知らずの日本人旅行者夫婦とご一緒する、少しグログ隊との初会見に似たイベントが奇妙な偶然から予定に入っていましたので、無理矢理ぶちさんも巻き込んで一緒にお食事ヘ行きました。

ここでも、沢山お土産をいただいてしまい、なんだか、ここ数日、急に日本人の皆様に囲まれて、母国のムード満点の日々を送りました。

皆様、お疲れさまでした、そしてありがとうございました。
楽しかったです!!

では。

ヨーロッパ在住の日本人によるブログ

2009年10月13日火曜日

皆さんにお会いしてしまいました in Madrid!! パート2

お会いする前から、皆さんを自宅によるお呼びしようと思いつきまして...
ゆっくり出来るかな〜と思いまして.
知らない皆さんを御呼びするのは少し向こう見ずでしたでしょうか...

でも、思いつきは取りあえず実行です。
提案も快く受けいられましたし。

皆さんに何を食べるか考えていただきまして、買い出しも行って楽しむという、第二弾の企画です。

メニューは鍋。メインシェフはnenaさん。
我が家にはない卓上コンロまで御持ちいただきました。

トムヤンクン風味のお鍋は最高でした!!
沢山のキノコ達とレタスのシャキシャキが何ともいえません!!
トリやショウガの効いた肉団子も入っていました。

ここでお試ししたワインは、

kaoriさんにいただきました、オラが村のワイン。
濃厚なわりに、するっと飲みやすい、感激のワイン。


ともちゃんさん持参アリカンテワインは、私の本当のアリカンテワインのデビューを果たす驚きのワインでした。今まで飲んだアリカンテワインとは別レベルなものです。




空ですみません。二本ともとても飲み応えのあるワインでした。是非レピしたいワインです。


そうそう、デザートは私特製のレアチーズケーキで。
スペイン向けに甘くするのになれてしまいまして、少し皆さんには甘過ぎたかも..

HIERBA LUISAのハーブティーを食後に振る舞った後、残り組で我が家特製MOJITOへ。

こうして楽しい宴はかなり遅くまで続いたのでした....

ともちゃんさんには、日本語が全く駄目なわたしの夫のために、旦那さんまでわざわざ連れてきていただきまして、おかげさまで、彼も楽しく過ごしたようです。勿論、私も楽しいおしゃべりを楽しませていただきました。

おまけに、前日の過酷なスケジュールで、3時過ぎまでご一緒出来ず、招待客は夫に任せて寝てしまった私の代わりにお片づけまでしていただきまして...
ともちゃんさん、申し訳なかったです。

皆さん、楽しいひとときをありがとうございました!!!

つづく。

ヨーロッパ在住の日本人によるブログ

2009年10月12日月曜日

皆さんにお会いしてしまいました In Madrid!! パート1。

このタイトル、ぶちさんに影響されているかも...
この週末、ぶちさんの音頭で、マドリッドにてブログで知り合った皆様とお会いすることになりました。
メンバーは、nenaさん、 kaoriさん、ともちゃんさん、モニカさん、ぶちさん、ション君です。

まずは、kaoriさんより, オラが村の素晴らしいワインを進呈いただきました!!!
感激です!!
このワインは後ほど、私たちの体に流れ込んでいくことになりました。


折角なので、数日前より色々とプログラムを考えたわりに、たいした提案も無しのまままずはレイナソフィアの前のテラスででお茶。


私は、前日の夜、アメリカ人の友人がマドリッドへやってきたため、SALA HEINEKENで、MULATU ASTATKE & THE HELIOCENTROのコンサートへ。ロンドンベースのバンドで、MULATU ASTATKEはソマリア人のミュージシャン。サイクロフォンの音色がクールでした。




この後、行った仲間でレバノン料理。その後、カクテルを一杯という提案で”DEl DIEGO” (C/Reina) へ。ここのカクテルは評判で、狭い店内はいつもいっぱいですが、この夜は格別で、友人の一人がオーナーと懇意でなければテーブルは確保できないような状態でした。コスモポリタン、最高でした。
しかしここで終わらないのがスペイン。誰ともなしにチュエカの老舗(?) LA FABRICA DE PAN へ直行。ここは、いついっても友人達のたまり場になっていますので、お互いの近況報告をするだけで、店じまいタイムへ。店じまいの時期には、”じゃあ”という感じで、次の場所を提案するひとがいつものようにいまして、彼女の引率で、アルミランテにあるピアノバーへ。。。。こうして帰宅したのは朝も白々している頃...飲み過ぎで、さらに疲れました.

前置きは長くなりましたがこのような背景のもと、待ちに待った初顔合わせには、2時間睡眠で、ひどい形相にて出向くことになりました。

おまけに、時間に遅刻いたしました。
済みません!!

ブログでは、想像上の姿形の印象はかなり決まるものです。
皆さんにお会いした感想は...結構違っている方、そのままの方と千差万別でした.
不思議です。

その後、CAIXA FORUMにて2つの建築に関する展覧会を。
ひとつは、70年代のパリのポンピドウーで知られるRICHARD ROGERS + ARQUITECTO、もうひとつは16世紀のイタリアのANDREA PALLADIOでした。
私の当日の状態で、ふたつの盛りだくさんの展覧会はきつかったです。また後日見直します。


早速ランチへ。
マドリッドでの歴史の古いどん底へ。
食べ歩きの専門家nenaさんがいらっしゃると、心強いです。
皆さん(特に私)メニューに迷ったあげく、全員、おすすめのお膳をいただきました。
(私だけ白米を追加で別注。)日本人の皆さんといただくお膳、最高でした。

その後は、nenaさんのコメントで知られるパン屋さんHARINAでお茶を。
白い店内は清々しくていいですね。
ここでのパン担当の、私の自然酵母パン作りの師匠Jくんを、簡単に皆さんに紹介。
急がし過ぎるそうです。(嬉しい悲鳴でした)
女優のマアリベルベルドウーさんも旦那さんといらしてました。

私は緑茶、他の皆さんはミント入りのレモネードなど召し上がり、談笑のひととき。
ション君、ずっと通してなかなかいい子にしてました。感心です!!

あっという間にkaoriさん、モニカさんのお帰りの時間に...
夜の部に参加されずに残念ですが。
またの機会に。
取りあえず、お会いするという目的は果たしましたので。

つづく。
ヨーロッパ在住の日本人によるブログ

2009年10月6日火曜日

Madridの青い空と親子丼。

日曜日には、ひと騒ぎ有りました。
子供が何より楽しみにしている乗馬クラス、ちょっとした感違いで、今までのクラスから除外になってしまいました。人気の乗馬クラブなので、もう一度申し込み直すと前に100人以上のウェイティングリスト。
早速娘のために実力発揮です。
担当のベアトリスは、馬一筋のさばさばした女性言いくるめるには不適当な人格の持ち主ですが....何とか金曜日のクラスに滑り込み達成しました。
.....冷や汗でした.....

このところのマドリッドには、秋らしい真っ青な空が広がっています。(夏は夏らしい、春は春らしい、冬は冬らしい、常に真っ青な空です。)

何処を見ても、雲一つない青い空です。


お昼は、娘の大好きな親子丼を作りました。

昨夜は、友人宅で大掛かりなバーベキューパーティー。
夜をお庭で満喫する日もわずかとなった、夏へのお別れディナーでした。
かなり遅くまでお楽しみしましたので、この後はシエスタ。

娘は午後、お友達の誕生日会で映画を見に行って、その後ビップスでお食事。
ということで、夜まで、夫と二人でまったり過ごしました。

何とも日曜らしい1日でした。

では、また。

ヨーロッパ在住の日本人によるブログ

2009年10月2日金曜日

Lentejas で火事??


日本から持ってきた、秋キュウリの種が育っています。
一つは食べれそうです.

鉄分が多少欠乏気味の傾向のあるわたし、lentejasが欠かせません。
本日は午前中、時間があったので、スペインのスタンダードなレシピで大量に作る事にしました。(chorizoなどが入っています。)
冷凍しておけば、時間のない困ったときにすぱっと出せますから。

ところが、突然お友達から、お寿司を食べにいこうコール!!
lentejaのことなんか、すっかり忘れて飛んでいきました。

お寿司も食べ終わって、残りの白ワインをいただきながら、楽しいおしゃべりを堪能していると、携帯が....夫です。”何か火にかけたままにしていっただろう!!家中煙だらけで、家が燃える所だった!!”ということ!

”あっ!!”と火にかけたまま消すのを忘れたことを思い出しました。

しかし、家に帰ると、既に、燃えた筈のlentejasがいくつかのタッパーに小分けされていました。お手伝いさんに聞くと、たいしたことなかったそう。
男の人は、こういうことに大げさです。特にうちの夫。なんてことないことでも、うろたえちゃうんですね。

うろたえるといえば...
うちの唯一の娘の出産にまつわるお話。

出産まで3週間あまり、ということで、友人宅で、ランチを催しました。次の日にはカナリアへ行くことになっていました。(出産は夫の家族に囲まれてという計画でした。)
お友達のお父様も偶然マドリッドにいらしていたので、ご一緒に。

この友人宅には、アルカラ門を見渡す素晴らしいテラスがあり、そこでまずはアペリティーボ、私は、ルンルンでレモネードをキッチンで作っていました。

そんな中、突然の破水!!

夫を呼ぶと、もううろたえ始め、マドリッドでの病院も考えていなかったので、正におろおろです。友人も、子供なんか産んだことないのでおろおろでした。
友人宅は4人兄弟なので、お父様はこの手の事態はお手の物。指導権をしっかり握りました。

お父様、運転手付きのお車をお持ちでしたので、タクシーを呼ぶ必要もなく、その車で早速、出産で有名な某有名病院へ。夫と友人が付き添ってくれました。お父様が全て手配してくれたそうで、到着すると何人かのお医者さんが待ち受けてくれていました。ゆったり贅沢に到着を果たし、私は余裕満点でした。

担当の産婦人科の先生を紹介いただき、私は個室へ看護婦さんと。
。。。。。すると、夫の緊迫した声が壁越しに。。。。。

”先生、確かですか?僕の妻の出産に立ち会える自信はおありですか?”
“もし自信がないならいってください、今なら他の病院へ行く時間ありますから。”

。。。。はあ????。。。。。もうびっくりしました、私。
天下の有名病院の医師に向って、何ということを。。。

横で、看護婦さん、笑ってました。慣れっこみたいで、誰も気を悪くしていない様子が分かって、私はほっとしました。

いくつか検査すると、もうすでに陣痛が始まっているとか。
ぜんぜん痛くないんですが、そういうこともあるみたいです。

少しして、担当医さんがいらしたので、”あのお、無痛分娩ということでお願いしたいんですが.”というと、”痛くなってからでないと注射出来ません”といわれ、その直後、”もうでてきてますので自然分娩になります”、と、ベットのまま分娩室へ。

なんの自覚症状もないんですが。。。

一人にされたので、ベットに立ち上がって、分娩台に一人で移動してみました。
すると、入ってきた看護婦さんにすごい剣幕で起こられました、下手すると、赤ちゃん落っこちちゃうらしいです。

なぜ、一人にされたかというと、夫が、失神寸前だったらしいです。
見かねた看護婦さんに持ってきてもらった、精神を落ち着かせるというハーブティーのTILAまで、その辺に撒いてしまい、ひと騒ぎあった模様。

マドリッドで精神科医をしている夫のいとこが駆けつけてくれましたので、夫のかわりに立ち会うことに。担当医さん、”あなたの旦那さん、立ち会うって言い張らなくてよかった”ですって。わらっちゃいました。
あまりの安産にみんなびっくりしてました。夫に手こずっただけに、私に手がかからなくてよかったです。

無事、出産も終わり、そのまま病室に戻り、お腹がすいたので夕食を頼むと、もう時間外でないと。
普通は出産の後は疲れて眠るそうです。私はお昼ご飯を逃してますし、お腹すいてました。夫に、何か食べるもの買ってきて、と頼むと、”ノー”という返事。
また、えーーー!!です。何か有ったら大変だから意地でも動かない模様。

私は、パジャマも、歯ブラシも、下着も何も無しなんですけど、それも持ってきてくれないらしいことが分かったので、でも、彼の気持ちも分かるのでそこは我慢です。
かなり目が本気でしたから。(この後、病院で必要なものは全てくれました。夕飯以外。)

次の日のお昼過ぎには、テネリフェより義姉さんが駆けつけてくれました。
パジャマも、洗面道具も産着も一式もって。

夫は...ふらふらと家に休みにいきました。私と産まれたばかりの娘を見張って一睡も出来なかったみたいです。

全く。。。
担当医曰く、こういう男性、けっこういるようです。

ではまた。