2008年10月18日土曜日

風邪

久々に風邪を引いてしまいました。9月10月と、海外出張が重なり、家での仕事も増え、その上、犬の散歩、今年の秋より始めたパターンの教室(要するには洋裁学校)、ジョギング、付き合い、家事(出来る範囲ですが)、娘の習い事の付き合い、その他、何でもかんでもやろうとする私も遂にダウン。先週は夫がドイツ出張、今週はカナリア出張と、不在だったため、何とか気が張っていたもの、彼が帰宅したとたん、”なんか具合悪いんじゃない”の一言で、ベット入り.何と、扁桃腺は腫れるになれ、多少熱もあったらしい。実際、数日前から体は最高にだるく、つばも飲み込めないほど喉が痛かったのですが、無意識のうちに無視していました。普段、かなりハイパーな私は、日曜日でもベッドでだらだらすることは一切ないのですが、このときとばかりに夫が5枚のDVDと、何回も読み直してまだ途中の本を枕元においてくれて強制的に休息。こうしてもう丸一日ベッドでゴロゴロしています。たまにはゴロゴロを満喫するのもいいですね.スペインでは通常、病人にはチキンスープと、オレンジジュースを飲ませるのですが、普段全く家事をしない夫も、私にお決まりの温かいチキンスープとオレンジジュースを作ってくれ、彼としては二重丸のさんざんの看護でした.(チキンスープは作り置きで冷凍してありましたが。)
はじめに見たのは”LITTLE CHILD” パッケージのデザインから見てスリラーかと思いきや、ロマンス系ドラマ。何より、PATRICK WILSONが適役を演じ、その魅力抜群です。映画が終わる頃はあたかも自分がヒロイン役であるかのようにどっぷり浸かっていました。
次の映画はWOODY ALLENの”DANNY ROSE”. いつも通り、気の利いたウッディーアレン映画で、楽しませてもらいました。
読みかけの本も読み終えました。ブラジル人作家パウロコエーヨのアルケミスト。まさに夢のような物語、神秘的な童話という感じです。娘が生まれた時に手にした本ですが、当時は落ち着いて本を読む合間がなかった頃で、そのまま上読みしては中断することを繰り返していた本で.先日のパリの出張の際、新たに手にして読み始めたもの、ヤット読み終えて、夢見る幸せな気分になりました。主人公は貧しい家庭の少年で、羊飼いになって旅を始めるのですが、パウロコエーヨ自身も世界各地をさんざん旅した人で、羊飼いは実際は作者自身なのでしょうか。日本語でも出版されているようですので試しに読んでみてはいかがでしょう??
たまに風邪を引くのもいいものです.

2008年10月13日月曜日

読書の秋のおすすめ

秋も深まり、ビーチにごろ寝をする季節を後に、さあ、やっと脳を活用する季節がやってきました。そんな私が今はまっているのはこちら、"Nota de viaje"、日本語版名 ”ザモーターサイクルダイアリー(The Motorcycle diary)” 作者はかの有名なアーネスト”チェゲバラ”で、題名が表すごとく、彼がアルゼンチンをでてバイクで北上した旅を綴った日記です。
この本にはまったきっかけは、実は多少(かなり)ミーハーなのですが、9月のある日、仕事のミーティングで朝早くにマドリッドの中心街のとあるカフェへ出向いた際、何とすぐそこに居たのは、GAEL GARCIA BERNAL!!彼のきらきらと澄んだ目と、自然な立ち振る舞いの印象があまりに強く、ミーティングの後、早速、まだ見ていなかった、同名の彼の主演作品のDVDを購入しました。スペインにくる前まではほとんどチェゲバラについての認識のなかった私は、何とも恥ずかしい話、この映画を見て感激してしまいました。映画自体、リアルで、俳優のスバらしい演技と、繊細に描かれたヒストリーは極上。そして又、映画の脚本のベースになったのがチェの日記ということを知り、(映画の中でも始終日記を書き留めているのですが)早速入手!!弱冠24歳で、恵まれた生活を後に、当時のリアルな南米の世界に飛び出した彼の毎日の書きとめを、ぞくぞくしながら読み進めています。みなさんもいかがですか??(もしスペイン語版を御希望の方がいらっしゃいましたら、代行購入いたします。)付け足しですが、あんなキラキラ目の彼も1児の父になるらしいです。。。

2008年10月11日土曜日

ミラノ


9月末のミラノの出張に取りあえず新調したのはこのブーツ!!カスタネールのVELUGAというモデル。石畳の多い、それも、整備の悪いでこぼこの多いミラノの町を快適に動き回るにはヒールは御法度。毎度毎度、お気に入りのハイヒールの無惨な姿に後悔するも、繰り返し間違いを繰り返していたのですが、こんどこそ、という思いつきで取りあえず歩きやすい、雨にもオーケーのオールマイティーのブーツの購入をきめたのです。(ミラノのすぐ後はパリで、パリではいつも相当歩く上、雨もよく降る。暇があれば公園にも立ち寄るのでそのことも考慮。)底はゴム製、筒はすとんとした感じですが、シルエットは意外にスリム。色も濃いチョコレート色で、かなり幅広く使える色。新調なのに靴ずれも一切なく毎日毎日何とも快適に歩き回りました。勿論夜の部には、思い切ったハイヒールで変身しました!!!このブーツ、かなりしっかりしたレザーと作りで、この他、ベージュ、ブラック(裏革なので墨色に見えます)もあります。とってもおすすめです!!

お久しぶりです。

8月にバカンスより帰って来てから、全く慌ただしい2ヶ月が過ぎ、ブログが忘れ去られたかのような状態になってしまいました。あれから、マドリッドファッションウィークでのカットワークのオーガナイズ、マドリッドの展示会、ミラノ、パリへの出張と、その合間に私の大掛かりな誕生日パーティーなどあまりの盛りだくさんのイベントが続き、おまけに娘の新学期開始、夫も海外出張が重なり、息もつくまなく2ヶ月が過ぎていったことは言い訳になるでしょうか???取り繕うようにがんばって盛り返しますので乞うご期待!!!

2008年10月8日水曜日

PARIS

ミラノの出張のすぐ後、パリの出張が重なりました!!毎度のことながらあーあ、とため息はつくもの、あたらしもの好きの私は、行ったら行ったででとっても満喫してしまうのです。
観光目的でなく、お仕事なので、あまり色々見回る時間もないのですが、そこは体力に任せて、フル活動します!!温泉のもとと共に、出張に欠かせないのがアロマキャンドル。自宅で使っているものをもっていって、何とか、落ち着かないなホテル住まいをクリアーします。最近のお気に入りはこれ。
カンポスデイビサというスペインブランドのアロマキャンドル。柑橘系には目がない私は、オレンジ、グレープフルーツのアロマにはマストアイテム。このキャンドルも、清々しく、何ともポジティブな、エネルギッシュなムードを作ってくれます。(その他にも杉や、イチジクのアロマなど、いろいろな自然の香りが選べます。)
ここで、私の大好きな小道をご紹介。昔懐かしい雰囲気が漂う小道。ペインティングされたお店のサインが何ともかわいらしく、道が超がたがたで楽しい気分になります。


サンジェルマン通りのすぐ裏にあるのに静かな落ち着いた一角です。
下の写真は、夜間撮影のためピンぼけしてしまったのですが、とあるギャラリーのショーウィンドーから見えた3色ランプ。一目惚れでどうにか購入しようとしたもの、結局営業時間にたどり着くことはありませんでした。。。店構えからして結構高そうでしたので、もしかしてかえなかったかも。と自分を慰めました。

唯一夜は、仕事から解放されて満喫出来るひととき。最近の私のお気に入りレストランはサンジェルマンのLIEP。古っぽい落ち着けるところがいいです。パリ在住30年というスペイン人のウェイターさんがいつも楽しい会話で迎えてくれるのもグー。食事の後は同行のA君もスペイン人なので、スペインバーPIETONへ。HIERBA BUENAの香るMOJITOを交わす楽しいひとときは欠かせません。
あれこれとしているうちに、あっという間に慌ただしい6日間の出張は終わって、疲れ果ててマドリッドの我が家へ。。。。あーつかれた。